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「安室世代」夢再びなるか?沖縄アクターズ出身者ら子育ての傍らステージに上がる!

投稿日:2018年7月30日 更新日:

歌手の安室奈美恵さん(40)を生み出したと言えば、沖縄アクターズスクールです。
これまでにも数多くの多才なアイドルがここから発掘され、沖縄で夢を追う歌手やダンサーの卵にも元気を与えています。

そんな沖縄アクターズスクール出身の5人組が、長いブランクを経て歌って踊れるグループを作り、県内各地でパフォーマンスを披露しています。

5人組ユニットの名前は、「Dream39(ドリーム・サンキュー)」です。
全員が1977~78年生まれのいわば「安室世代」。

子育て真っただ中で、アイドルを目指して駆け抜けた青春時代とはひと味違う魅力を身に付けており、最近注目されています。

「夢を追うのに遅い事はない」とステージに立ち、輝いた姿を見せています。

もっと見たくなる!Dream39(ドリーム・サンキュー)のステージパフォーマンス

Dream39(ドリーム・サンキュー)は、県内のショッピングセンターを舞台に、今年6月、色鮮やかな衣装でパフォーマンスを披露しました。

夢を持って39歳で活動をスタートし、全ての人への感謝を込めて名づけたグループ名が、
Dream39(ドリーム・サンキュー)。

メンバーはAkane(平良茜)さん、Riko(赤嶺律子)さん、Dancer Nao(佐野奈緒子)さん、Hazuki(上原葉月)さん、Shige(普天間しげ美)さんの5人で、40~41歳です。

結成されたのは2016年の夏のこと。

偶然再会したAkaneさんとNaoさんが、久しぶりにアクターズの仲間で活動しないか?という話になり、話が弾んだのです。

そしてRikoさんも加わり、10月にライブを開きました。
ライブを見学しに来ていたHazukiさんと、Naoさんの大学時代の友人Shigeさんも翌年に加入しています。
会社で勤務する傍らで、自分たちで営業して県内各地のイベントに出演し、オリジナルソングや80~90年代の邦楽ヒット曲などに合わせ、歌って踊っています。

Rikoさんはメジャーデビュー前の安室さんとは実は、バスで一緒にスクールに通った仲です。

後のMAXやSPEEDも在籍する中、ひたすらレッスンに打ち込んだ時間は、メンバーの大切な財産となっています。

退所した後はそれぞれ舞台女優や歌手として活動し、NaoさんはバックダンサーとしてNHK紅白歌合戦にも出演しました。

その一方で、成功者が一握りの厳しい芸能界の現実にも直面し、それぞれが結婚や出産を経験すると、生活の軸は子育てや仕事へと移行していきます。

東京で息子2人を生んだNaoさんは、身内のサポートが全くない中で育児に奮闘することになり、悩んだあげく離婚を決意しています。

Nao:「沖縄に帰ってからも心がふさぎ込んでしまい、このままじゃいけないともがき苦しんでいた」。

もう一度ステージに立ちたい…!という想いは、くすぶっていたメンバーの心にも火をつけました。

結成されてから1年になろうとした2017年9月。
安室奈美恵が突然の引退を宣言。

Dream39(ドリーム・サンキュー):「25年間走り続けた安室奈美恵さんに対して、リスペクトの気持ちしかないと、ダンスと歌をひと休みしていた私たちは、たくさん経験した今だからこそ、語れるメッセージを届けたい!」

と話しました。

一日で3ステージを務めた日、Hazukiさんの小学3年の長男は、日記にこのように綴っています。

「お母さんのライブは、練習の時より100倍かっこいいです。」

Dream39(ドリームサンキュー)のプロフィール

Dream39は、2016年沖縄のアクターズスクール出身のNao,Akane,Rikoの3人で結成したダンス&ボーカルユニットグループ。

2017年7月にはShigeが加わって5人体制となり、パフォーマンスの幅もさらに拡大。

J-POPの曲を中心としたパフォーマンスで、県内のイベントにも多数参加している。
オリジナル曲には、「Peaceful」「O-kinawa」がある。

Dream39(ドリーム・サンキュー)はグループで活動しながらも、メンバー全員がママとして子育てにも奮闘中。

いくつになっても夢を捨てず、前向きにダンスや歌を披露している姿に、同世代の女性も勇気づけられ、好感度も上がっている。

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