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40代の転職で人生が大逆転?どんな人が成功or失敗する?

投稿日:2018年8月4日 更新日:

日本では、企業価値10億ドル以上のユニコーン企業が続々と登場しており、合併や買収による企業再建も、最近多いです。

その一方で、高成長を遂げて絶好調だった企業がどん底に落ちてしまうことや、別の会社に買収されるといった例もよくあること。

企業や業界のかじ取りがめまぐるしく変わる中、40歳代で転職する人の逆転現象が起きています。

入社した時は待遇が良かったのに、数年後には不況のスパイラルに入ってしまい、入社時の条件に恵まれなかった人が、数年後に大成功を収めています。

このような現象は、どうして起こるのでしょうか?
原因を分析してみました。

企業買収・売却が相次ぐ中、40代の転職が増えつつある?

7月10日、「シックスパッド」などで知られる理美容・健康関連メーカーのMTGは、東証マザーズに上場します。
日本のユニコーン企業としては、フリーマーケット関係のアプリのメルカリに続いて2社目の上場となりました。

アメリカや中国と比較してみても、その数は少なすぎです。
かなりの資本を早期に調整する急成長ベンチャーの数も、確実に増えてきています。

さらに、M&Aでの企業再建や事業継承案件も急増しています。
その一方で、成長企業が一転窮地に陥り別会社に買収されてしまうことも、今ではよくあることです。

最近、印象に残っていそうなケースとしては、RIZAPグループに買収されたジーンズメイトや、ディー・エヌ・エー(DeNA)がエボラブルアジアに事業売却したDeNAトラベルでしょう。

たった数年で、個別の企業でも業界構造でも攻守交代が活発になっている今、足並みを揃えるようにと言うべきか、40歳代の転職では、「転職後の大逆転現象」が多くみられるようになっています。

いい条件につられるように転職した人たちが一転して、数年後には不況に陥っています。
反対に、入社時の条件には恵まれなかった人が、数年後に大きく成功する例も今では増えています。

この逆転現象は、どうして発生するのでしょうか?
まずは失敗例をみていきましょう。

Yさんの失敗例

IT(情報技術)業界の営業部長を行っているYさんは、法人セールスでの実績が高く評価され、複数の会社からオファーをもらいます。

その内定先の企業から提示された年収の高い順序に並べ替えてみて、最も高かったA社に決めます。
しかし企業文化や仕事内容が合わず、入社時に定められていた年収額や昇進が実行されず、「話と違うじゃないか!」というトラブルにまで発展してしまいます…。

結局、社内で自分の能力も十分に発揮できず、半年ほどで退職してしまいます。
そして再度転職活動をするハメになってしまったのです…。

Nさんの成功例

次に、成功例をみてみましょう。

ベンチャー企業で事業企画マネジャーを務めるNさん。
チャレンジ精神をもって、将来性のあるアーリーステージ・B社を転職先として候補に挙げます。
Nさんなりに社長や幹部の人物タイプをこれでもかというとくらいリサーチします。
そしてこれなら仮に結果として事業がうまくいかなくなっても悔いはないと腹をくくり、B社に転職を決意したのです!

想定していた通り、入社当時は大変なこともありましたが、他のメンバーや経営陣たちも、何とかこのプロジェクトを成功させたい!という信念で奮闘します。

そして2年を経過したところでその努力が報われ、ベンチャーとして飛躍的な成長を遂げることができました。

それから2年が経過し、現在でもさらに成長を進めています。
Nさんは今や役員クラスとなり、想定していた以上の年収や資産が獲得できました。

40代以降に失敗せずに成功するための対策

まずは自分が本当に活躍できる職務を選択しているかどうか、見極めること。

転職先を選ぶ時は、つい肩書きや年収、企業の規模にばかりとらわれてしまいがちですが、禅の教えにあるように、手段にとらわれず、目的を意識することが最重要です。

40代に突入してから転職するなら、せっかくの新天地で逆転チャンスを得たいですよね!
それには傾向と対策をしっかりリサーチし、人生をかけるような覚悟で挑む必要があるのです。

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