木村拓哉&工藤静香の次女・Kokiは、華々しいモデルデビューを果たしています。
ファッション誌「エル・ジャポン」の7月号でモデルデビューを飾り、脚光を浴びたのはつい最近のこと。
同じ時期には、本木雅弘と内田也哉子の長男、UTA(雅楽・うた)が、2020年春夏パリメンズコレクションでも鮮明なデビューを飾りました。
Kokiは今、インターナショナルスクールに通っていて、フランス語や英語が堪能で、スペイン語まで勉強中ということです。
中学からは一人でスイスに留学し、現在はアメリカのカリフォルニア州の大学に在学しています。
英語の他に、フランス語も話せるということで、美貌だけでなく、語学堪能な優秀な娘さんであることもよく分かります。
語学留学させる芸能人夫婦が多い!
この2人のように、自分の子供を留学させ、インターナショナルスクールに通わせる芸能人夫婦は意外と多いです。
松山ケンイチと小雪夫妻、FUIWARA・藤本敏史と木下優樹菜夫妻も、子供をインターナショナルプリスクールに入れています。
赤西仁と黒木メイサ夫妻も、長女をアメリカンスクールに通わせ、紗栄子は2人の息子をイギリスに留学させています。
どうして芸能人は子供を留学させたがる?
確かに今の時代、語学が堪能な方が将来役立つことも多いですが、どうして芸能人には、インターナショナルスクールに入学させる親が多いのでしょうか。
上智大学文学部教授(メディア文化論)の碓井広義さんは、このように分析しています。
「幼い時から教育に力を入れ、バイリンガルに育てていずれ芸能界デビューさせようと考えているからだと思います。
実際、芸能界で語学が直接必要になるシーンは少ないですが、語学堪能ということは、学業面でも秀いでた才能があるというアピールにつながります。
ルックスだけがとりえではないということも、付加価値になります。
また、将来海外で活躍させたいと考えているのであれば、そのための武器にもなります。語学は海外デビューする時の基礎となるので、この部分でつまずいていたら、不便でなかなか前に進めません。
実際UTAさんは、パリコレでモデルデビューを果たしています。
Kokiさんは、将来外国でも活躍することを期待させられています。
日本だけでなく、海外でも活躍できる日本の芸能人ということで、かなり付加価値も上がると考えられます。」
自分が果たせなかったことを子供に実現させたい
親として大きな願いの一つに、自分ができなかった夢を子供に実現してほしいというものがあります。
これは親の多くが抱く願いでもあります。
学業において、何か人より優れた分野を持ってほしいという願いもあるでしょう。
特に芸能界では、勉強よりも芸能活動を優先させてきた人が多く、自分が若い頃に十分な勉強ができなかったことで失ってきたものを、子供には失わないでほしいという願いから、子供の教育に力を入れる親も多いと言えます。
経済力があるから
有名な芸能人であれば、財力もあるため、留学やインターナショナルスクールに入れることは難しいことではありません。
ちなみにインターナショナルスクールの授業料は、一般的には年間、約200~250万円、海外留学は行き先次第ですが、平均的に約150~700万円と言われています。
当然のことですが、留学もインターナショナルスクールも、親にかなりの経済力がなければ、いくら子供教育への意識が高くても難しいです。
実際、インターナショナルスクールや留学先には、自分たちと同じように財力のある親を持つ子供が集まるわけで、言ってみればセレブキッズの集団となります。
これが普通の学校だと、親が有名人というだけで他の子供たちから注目されてしまい、最悪目をつけられてイジメにある…といったことまで考えられます。
しかし留学先やインターナショナルスクールであれば、同じような子どもたちが集まっているわけなので、その心配がないから、という理由も考えられます。
このように、子供を語学留学させることは、芸能人の親にとってはメリットが大きく、親にとっても子供にとっても賢い選択となるでしょう。