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グロービッシュを身につけてスムーズな英会話を始めよう2020

投稿日:2018年10月4日 更新日:

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仕事をしている中、あるいは街中、突然英語で外国人に話しかけられた経験はないでしょうか?近年では、日本企業が外国人労働者を積極的に受け入れていたり、観光産業として貴重な外貨獲得方法として外国からの旅行者を重要視していたりする背景もあり、こういった経験はよくあることになりやすい環境なのです。

そんな中で困るのが、英語力の低い日本人です。しかし話題の「グロービッシュ」という英会話方法を使えば、非常に簡単に英会話が可能となるとされています。それはどういった方法なのでしょう?

そんなグロービッシュ英会話についてまとめてみました。

グロービッシュが生まれた背景

まずグロービッシュがどのようなものなのかですが、「特殊文法と1500程度の単語」のみで成立する英会話のことです。グロービッシュというネーミングは「Global」(グローバル)と「English」(イングリッシュ)を組み合わせた造語であり、直訳すれば『基準となる英語』といった意味となります。

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「Global(グローバル)」+「English(イングリッシュ)」=グロービッシュ の公式を覚えておきましょう!まぁグロービッシュは日常会話レベルなら簡単に世界中で話せるようになるよ!ということです。

この基準とは何を指しているのかですが、それを知るためにはネイティブ英語と非ネイティブ英語での会話の問題点を知る必要があります。

英語同士でも会話が成立しない!?

同じ英語であったとしても、ネイティブと非ネイティブの言葉使いは似て非なるものとされています。日本で例えるのであれば、標準語と地方の方言くらいの差が開いています。それはマイナーな地域になればなるほど開く差であり、場合によっては会話が成立しなくなるというケースも珍しくありません。

ならせめて、非ネイティブは有名な関西弁程度の方言に統一してもらおうという発想で生み出されたのがグロービッシュです。つまりグロービッシュが指している基準とは、「無数にある方言の中での標準語的な存在」という意味でのグローバルということなのです。

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世界中で使える統一された英語。それがグロービッシュ!!!
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新たに生まれるグロービッシュへの需要

この元々はネイティブと非ネイティブの会話を成立させやすいための英文法であるグロービッシュなのですが、近年においては、ネイティブ英語よりもこちらの方が使いやすいという意見が強くなっています。元々ネイティブ英語は難解な言い回しの表現も多く、悪く言えば無駄の非常に多い言語だったからです。

近年においてのグロービッシュの立場ですが「ビジネス世界の人間が多用する英語」といったものになっています。スピードを求められるビジネスシーンにおいて、まどろっこしいネイティブ英会話ですと、余計な時間を取ってしまうからです。ですので、英語が使える人材を求めている企業もグロービッシュの習得が有利に働いているところも多いのです。

グロービッシュの習得は実は簡単!?

グロービッシュ最大のメリットとなっている部分なのですが、ネイティブ英語の難解さを取っ払っているので習得が非常に容易であるという部分です。中高大と学生時代英語の成績が振るわなかったという人でも、嘘のように英会話能力を身につけることがグロービッシュでは可能になるのです。

理論上で言いますと、中学英語程度の基礎知識さえあれば英語圏内の外国人の方々とスムーズな会話が可能になります。そのグロービッシュの内容についてご説明したいと思います。

使う単語はたった1500のみ

グロービッシュの習得難易度を下げている要因で大きなものになっているのが、使う単語数の少なさです。グロービッシュを使う上で必要になる単語はたった1500とされており、中学生で覚える英単語数が200程度だということを考えますと、非常に少ない言葉数になることが分かります。

またネイティブ英語による英会話でよく使われる単語数に注目しますと、その数は3500とグロービッシュの倍以上の数字です。その部分の比較だけでも、ネイティブよりもグロービッシュという声が高まっているのが分かるかと思います。

ただしこの1500には派生語は含まれないといった部分には注意が必要です。とはいっても英語の派生単語には分かりやすい規則性がありますので、元の単語さえ押さえておけばこの点はあまり苦にはなりません。

能動態のみを使う文法

グロービッシュでは、能動態のみを使って会話するという特徴的な文法があります。受動態など文法を多くすればするほど会話内容が複雑化するからです。シンプルで平坦な表現である能動態に5文型のSVO使うことで、会話の分かりやすさを重視しています。

アクセントはしっかり覚える

もともとグロービッシュは、多数ある非ネイティブの方言的な言葉に対応するために作られた英文法です。そのためアクセントや発音などの会話に必要な部分に重点を置いた教え方となっています。特に英会話というものは、発音が多少おかしくてもアクセントがしっかりしていれば通じるケースが多いので、アクセントのマスターが最優先なのです。

比喩表現は使わない

ネイティブの習得を難しくしている表現に比喩があります。グロービッシュでは、話がややこしくなるという理由もあり、比喩表現は避けています。また文化が違えば通じなくなる比喩もありますので、この部分を排除したグロービッシュは、とてもスマートな会話となります。

イディオムも使わない

イディオム。いわゆる慣用句です。こちらも文化や国、年齢や職業によって意味合いが変化する場合が多いので、グロービッシュでは避けるべき表現となっています。誰とでもすれ違いなく意思疎通が出来る事こそが最重要視される英会話術なのです。

会話におけるユーモアの排除

よく洋画などで見かけることの多いのが、外国人俳優のおしゃれな言い回しです。妙に格好が決まっているので真似したくなるものですが、グロービッシュにおいてそれはタブーです。ビジネス界隈でも多用されるグロービッシュですから、余計なユーモアを会話に挟む必要性は低いのです。

紛らわしい日本語的表現は使わない

日本人の忖度的な会話としまして、もう回答が分かっている質問をあえてするといったものがあります。また政治家がやりそうなまぎらわしい質問や回答など、これらはグロービッシュではしてはいけません。伝えたいことはシンプルに無駄なく。玉虫色のどうとも取れる言い回しは禁止なのです。

グロービッシュを覚えるメリット

ビジネスシーンで多く活用されるグロービッシュですが、広まったのはもちろんメリットあってのことです。単純な覚えやすさだけではなく、もっと打算的な考えからグロービッシュは選ばれているのです。

ビジネス界隈の新共通語になりつつある

これまで世界の共通語という認識であった英語なのですが、これまでアメリカやヨーロッパが中心に動かしてきた経済という縮図が近代になり変化したことで、事情が変わりつつあります。

日本や中国を筆頭とするアジア圏の経済への影響力、中東やアフリカなどの石油や貴重な鉱石を算出する国々の存在、インドやブラジルといった脱発展途上国に近づきつつある国々といった経済の複雑化は、もはや英語圏内のみの人種のみでは制御できない状況となりました。

そんな多くの国があるとはいえども、やはり現在の共通語認識されている英語は便利なものです。しかし非英語圏の人々がこれから英会話を習得するにあたって、標準英語であるネイティブよりも習得がシンプルで分かりやすいグロービッシュを選ぶ人が多数を占めだしたのです。

つまりビジネス界隈においては、ネイティブ英語ではなくグロービッシュが新たな共通語となる時代が迫ってきているのです。もしも完全に共通語がグロービッシュに取って代わってしまった場合、ネイティブの人がグロービッシュを勉強しなくてはならない・・・ということも十分にありえる話です。

グロービッシュを話せればネイティブとの会話が成立する現状、覚え直しリスクのあるネイティブ英会話よりもグロービッシュを覚えた方が無駄がないというメリットが新たに生まれつつあるのです。

グロービッシュはお金があまり掛からない

最小の金額で最大のリターンを得る。これはビジネスの常識ですね。そういった意味合いで考えると、グロービッシュのコストパフォーマンスは、選ばれるのに相応しい価値があるといえるでしょう。

通常のネイティブ型の英会話を実戦レベルまで身につけるためには、約3~4年程度の年月が必要とされています。それに比べてグロービッシュはといいますと、なんと1年程度あれば習得が可能。現役の学生レベルの英語の基礎知識があれば習得はもっと早く、半年程度で外国人との会話が可能になったという人も大勢いるのです。

この習得時間の短さという面は、単純に費用の削減になります。ネイティブ英会話とグロービッシュの英会話教室の月額が同じと仮定した場合、グロービッシュはネイティブの4分の1の費用で英会話が可能になりますからね。

また英会話能力の習得というものは、ビジネスシーンにおいて入り口に過ぎません。英会話とは違って覚えるのにお金は掛からないとはいっても、全ての経験から学習する必要があります。グロービッシュで素早く英語を話せるようになった人たちは、3年早くビジネス界隈での実戦が積めるようになります。

この3年の差によって、得られるお金にも差がつくものです。そうなってくると、グロービッシュを選んだことによる投資金額は、ネイティブよりも安くて大きなリターンが得られる方法といえるのではと考えられますね。

グロービッシュを覚えるにあたって必要なこと

グロービッシュの重要性は、このような理由によって年々高まっているのですが、日本人の英語嫌いといいますか過剰なまでの苦手意識の克服には骨が折れるかと思われます。習得がネイティブより容易とはいっても、気持ちの問題で覚えられないというのは残念なことです。

そこでグロービッシュを覚えるにあたって必要なポイントを4つまとめてみました。

グロービッシュなら中学生でも使いこなせる

グロービッシュ習得までに必要な基礎的な英語知識は、中学英語レベルとされています。これは覚える英単語が1500に絞られているのと、文法が極めてシンプルにまとまっているからです。そういったレベルでしっかりと1年程度勉強すれば身につくものですから、過剰な英語への恐怖心を持たず気楽に続けていきましょう。

要点を理解する

英語の翻訳の話なのですが「意訳」という表現があります。本文の本来伝えたいものを理解して、表現を変えつつ内容を伝えるという手法です。グロービッシュは文章を短くまとめているという性質上、ある種の意訳力のようなものも要求されます。なので大事なのは要点の理解であり、細かい文章の間違いが無いかを気にするよりも意味を伝えられるかが重要になってくるのです。

また要点の理解という部分については、ビジネス会話で最も重要視されるものです。それを身につける練習はすでにグロービッシュを覚えようとした時点で始まっているものだと考えましょう。

アウトプット能力を高める意識をする

日本人は感情表現が苦手だといわれています。これは日本人が他国に比べて無感動といった意味ではなく、感情を言葉にしたり文章としてまとめるのに慣れていないのが原因です。こういった頭の中のものを分かりやすく出す能力「あるとプット」を意識することでグロービッシュの習得効率も上昇するでしょう。

グロービッシュとは英会話技法なのを忘れてはいけません。ペーパーテスト感覚ではなく、実際に言葉を発している気持ちで勉強しますと、コミュニケーション能力も高まっていくのではないでしょうか。

実戦会話にはインプット力が必要

アウトプットについてですが、これは自分の頭の中のものを出しているだけとも言えます。英会話をするにはそれに加えて、相手が何を言って何を伝えようとしているのかを理解する能力「インプット」が必要になってきます。これはペーパーテスト用の勉強法では身につかない能力で、日本人は英文の理解はできても英会話が出来ない理由とされています。

を身につけるのであれば、学生時代の勉強方法は一旦忘れまして、聞く力を身につける練習をしたほうが効果が高いのかもしれませんね。

グロービッシュ英会話についてのまとめ

これからのビジネスにおいて、グロービッシュという英会話術はますます必要な場面が増えてくると予想されます。変わる世界に対応できる人材になるために、グロービッシュは身につけて損しない技術になるかと思います。スキルアップにお勧めです。

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