目次
女芸人No.1決定戦で優勝「阿佐ヶ谷姉妹」のコメント
「コント師の先輩方ばかりの中で、私たちはコントというよりも、コンサートのようなネタばかりやってきました。
でも正直、もっとお笑いの中身を深めていかなきゃいけない時期だと感じていました。
今はとにかく、単独ライブまで足を運んでくださったお客様、様々な形で応援してくれたみんなに感謝を申し上げたいです。」
12月10日に放送された女芸人No.1を決める大会「女芸人No.1決定戦 THE W」で、見事2代目王者となった木村美穂(45)、渡辺江里子(46)の2人で構成される女性コンビ・阿佐ヶ谷姉妹。
優勝会見では、感動のあまり涙を流しなら嬉しい気持ちを語った
渡辺江里子。それを木村美穂は、微笑ましく見守っていました。
劇団東京乾電池研究所で出会った2人
所属事務所のホームページによると、2人の出会いは劇団東京乾電池研究所だったとのこと。
ここで親交を深めた2人は、2007年10月、お笑いライブの出演をきっかけとして、正式にコンビを組みます。
ピンクのドレスという印象的なコスチュームで、由紀さおり・安田祥子姉妹の「トルコ行進曲」をはじめ、その美声をたっぷり生かした歌ネタを披露してきました。
あえて歌は封印してネタ披露
1発目は入院のお見舞い、2発目は誘拐をテーマとしたネタで、勝負に挑んだ阿佐ヶ谷姉妹。
自慢の歌ネタは控えて、新企画を見せてくれました。
結成した当時からピンク色のドレスがトレードマークで、ピンクのおばさん2人組=阿佐ヶ谷姉妹と覚えてもらおうとしていたようです。
そうこうしているうちに芸人歴12年目に突入します。
知名度はだんだんと高まっているものの、芸人として「おもしろい!」と認めてもらうのがなかなか難しかったのです。
そこで、何か新たな挑戦をしようと考えていたところ、少し脱いでみようかと発案。
ピンク色も強調せず、歌も封印して勝負しようと真っ向から体当たりすることを決意するのです。
渡辺江里子:「歌は除いてネタを披露した時、どこまで行けるか挑戦してみようと、思い切ってみたんです。
ある種の賭けでした。」
芸能人の妊婦さんも使ってるベルタ葉酸サプリ
若手王者が増える中でアラフィフ2人
最近のお笑いレースを見ていると、昨年の「THE W」では初代王者にゆりやんレトリィバァ(28)、日本一のピン芸人を決める「R-1ぐらんぷり2018」では、濱田祐太郎(29)、そして今月行われた「M-1グランプリ2018」では霜降り明星と、若手の芸人ばかりが賞を獲得していました。
そんな中で、阿佐ヶ谷姉妹はアラフィフ。
20代のフレッシュな若手が王者に君臨している中で、アラフィフの2人が視聴者からどのように評価されるかというのには、正直不安なところがあったそうです。
でも精いっぱいやるしかない!と思ったのです。
アラフィフ王者として、前向きに取り組んでいる姿が伺えます。
渡辺江里子:「残り10組の中に残れたこと自体が、奇跡に近いと思っています。
今回のステージで1本だけで終わらず、2本できて幸せでした。
決選投票では、横澤夏子さんと横並びになっていて、とても夢見心地でした。
ここで安心せず、まだまだ通過点だとして、これからも精一杯頑張っていきたいです。
優勝賞金1000万円を獲得した阿佐が谷姉妹。
視聴率の合計が100%になるまで、好きな番組に出演できるという副賞「日テレ100%券」、冠番組のこの先についての話題になると、2人は体を寄せ合って井戸端会議を始めます。
そして出した答えは…。
どの番組に出演したい?
渡辺江里子:「全然考えていませんでした。まだ検討中ですが、家族の了承がとれたら、家族旅行に行きたいです。
それをドキュメンタリーで撮影していただいて。」
木村美穂:「私、ちょっとゼリーを作るのが好きで、牛乳パック1リットルをお皿に出してよくブルブルやってるんです。
そういったゼリーの番組もしてみたいです。」
渡辺江里子:「それいいじゃない!
他にやったことがないもの!
日テレさんの番組で出たいのは、特に「news every.」です。
そらジローと木原さんのお天気コーナーに出たいですね。
マネージャーさんのお子さんも好きみたいだし。」
ベルタプエラリアで美肌とバストアップ
心温まるエピソード炸裂
今年7月には、同居していたところから一人暮らしに移行するまでのエピソードを綴ったリレー形式のエッセイ「阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし」を出版しました。
2016年に起こったエピソードの中には、渡辺江里子が木村美穂宛てに送るはずだった「カラオケ終わってヨーカドーにいます。
今、家にトマトありましたっけ?」
というメールが、ツイッターで公開されてしまうという珍事件もありました。
そのほとんどが、心がほんわか温まるような微笑ましいエピソードです。
今回の会見でも、ラストの写真撮影で「脇汗が…!」と心配する姿に、思わず口が緩んでしまいました。
阿佐ヶ谷姉妹の行進曲は、これからジワジワと人気を集めるだろうとみえます。
女芸人No.1決定戦 THE W1の結果
5位:阿佐ヶ谷姉妹
4位:横澤夏子
3位:根菜キャバレー
2位:吉住
1位:ゆりやんレトリィバァ
女芸人No.1決定戦 THE W最終結果
5位:あぁ~しらき
4位:合わせみそ
3位:ニッチェ
2位:横澤夏子
1位:阿佐ヶ谷姉妹