ここ1,2年で、DMでもドラマでも見かけることが多くなってきた柳楽優弥。元々子役として人気が出ましたが、今はもう立派な大人で28歳。結婚して子供もいるお父さんでもあります。
最近は仕事が絶好調の柳楽優弥ですが、今よりもっと若い頃は、苦労も絶えなかったyおうです。
柳楽優弥は、14歳で、「誰も知らない」という映画で、カンヌ国際映画祭史上最年少の最優秀主演男優賞に選ばれました。
一気に知名度が上がり、俳優人生には大きく有利となったわけですが、名誉な賞を受賞してから、今後どうすればいいか戸惑った時期もあったようです。
最新映画である「夜明け」(1月18日公開)では、挫折した若者の複雑な心境を演じました。
柳楽優弥自身が演じた役に、深く共感しました。
10代に抱いていた想いを、全身全霊かけて向きあった役となりました。
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柳楽優弥が映画「夜明け」に託した想いとは…
柳楽優弥は作品での演技について、このように語っています。
柳楽優弥:「多くの出会いを重ねていくことで、自分らしさが分かるようになり、確率できた。」
子役として注目を集めていた柳楽優弥ですが、大人の役者としてステップアップする道のりは、長かったと言います。
決して俳優だけの仕事で生活してきたわけではなかったのです。
柳楽優弥は、「バイトもした。」と、当時を振り返っています。
バイトしながらも葛藤の日々であり、今また軌道修正ができてきたものの、挑戦はまだこれから!だと話します。
ゆくゆくは、海外進出も視野に入れているとのことです。
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映画「夜明け」のストーリーは?
「夜明け」は、シンイチと名乗るミステリアスな青年・柳楽優弥を主人公として、挫折した人間が自分と向き合うまでの道のりを描いたヒューマンドラマです。
木工所を経営している哲郎(小林薫)が、川辺で倒れているシンイチを助けるところから、彼らの信頼関係が始まります。
そして接触するにつれて分かってくるシンイチの過去。
広瀬監督が柳楽優弥に主演のオファーをしに行く時、映画に対する意気込みについても、柳楽優弥に語ったと言います。
オファーを受けた柳楽優弥は、広瀬監督とのタッグを光栄に感じているようです。
柳楽優弥:「いっぱいディスカッションしながら、監督を信頼してついていきました。
広瀬監督とは年も近いですし、刺激的で楽しかったです。」
シンイチは、大きな不安を持ったまま迷っている青年という設定です。
繊細な感情を演技で表現しなければならず、難しい役でもあります。
柳楽優弥:「シンイチは、周りからの期待が大き過ぎて、一度は人生を諦めてかけてしまいます。でも哲郎さんとの出会いをきっかけとして、前向きに成長しようとする姿が見えてきます。
僕もこれまでの人生で、出会いに感謝することは多いです。だからシンイチの心境や境遇に、すごく共感できました。」と、自身の状況と重なった部分があったと語っています。
14歳でカンヌ受賞!将来は約束されていたはずが…
たった14歳でカンヌを受賞して日本中に注目され、プレッシャーも大きかったはずです。
余りにも大きな賞を手にしたわけですが、いいことばかりではなかったようです。
柳楽優弥:「ものすごく光栄な賞でした。」と、賞の重みを実感した様子です。
当時は演技というものがどんなものかもわからず、試行錯誤したこともあったようです。
柳楽優弥:「僕はいいものを残したいと思って、いつも作品に参加させてもらっています。誰も知らないという映画では、幸運にもカンヌが受賞できたわけですが、今はその映画を超えたい気持ちもあります。
物凄くラッキーだったなと思う気持ちもあるし、有難いです。
大変な時期もあったけれど、物凄く有難いと思っています。」
と、感謝の気持ちを表しました。
柳楽優弥は「夜明け」のシンイチ同様に、たくさんの出会いを重ねて、自分というものが確率できたと話しています。
柳楽優弥:「好きな人ができたことも大きかったです。僕は柄本明さんが大好きで、大ファンです「許されざる者」という作品でもすごくお世話になりました。
尊敬している俳優さんの著書を片っ端から読んで、自分らしさを見つけたこともありました。李相日監督との出会いも大きかったです。
周りにいる素敵な先輩から学ぶことで、自分はこうなんだって、自分自身のことをより深く知ることができたんです。
僕がカンヌを受賞したことを知らなくても、作品で僕のファンになってくれた監督もいて、皆さんに感謝しています。
僕は不器用なので…。とにかくトライ&エラーだなと思っています。」
と、自分の弱点を踏まえた上で、演技に取り組んでいることが分かりました。
言ってみれば体当たり系ですが、俳優業だけで生きてきたわけではありません。
カンヌという大きな賞を受賞しても、裏ではバイト経験もたくさん持っていたのです。
柳楽優弥:「どうやったらビッグな俳優になれるんだろうと、色々リサーチしてみると、先輩でもバイト経験が豊富な人が多いです。
だから僕も、自分がいる芸能界だけに捉われず、世間一般の世界をよく知っておきたいなと思いました。だからひたすらバイトをしていた時期もありました。」