2018年12月より始まったドラマ「人生が楽しくなる幸せの法則」の、元々のタイトルは「ちょうどいいブスのススメ」だったということは、ご存知だったでしょうか?
「ちょうどいいブスのススメ」というタイトルでドラマの放送発表がされた時、そもそも「ちょうどいいブスって何?」と、SNSで炎上してしまったことが、改名の原因でした。
最近、バラエティ番組でも、女芸人を「ブス」と呼んでいじるのが流行っています。
女芸人の一人八幡カオルは「私は、同業者から、おまえはブスって言いやすいって言われる。」と話しています。
位置づけとしては、ブスって言ってもいいブスということでしょう。
この話を聞いたお笑いコンビ・たんぽぽの白鳥久美子は、これに共感します。
白鳥久美子:「わかるわかる!ブスって言っていいブスと、いけないブスがあるんだよね!」と、
自身も、ブスと言っていいブスにされやすいことを自覚している様子でした
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いじっていいブスとそうじゃないブスの違いって?
同じブスでも、いじられやすいブスとそうでないブスがいるとのことですが、具体的に、両者にはどのような違いがあるのでしょうか?
女芸人たちによると、恐らく、その女子にブスの自覚があるかないかが、ボーダーラインになってくるようです。
いかにも、ブスなことを自分でもわかっているような女性は、いじられやすい。
しかし反面、自分がブスだという事実を受け入れていないように見える女性は、いじられにくいということになります。
また、本当にブスすぎるとイジメになってしまうため、これはさすがにガチだから言えない…というボーダーラインが、いじる側にもあるようです。
芸人同士ではきちんと線引きしてブスいじりをする芸人が多いですが、学校など一般社会でこれをやってしまうと、傷つく女性が圧倒的に増えるということには、気を付けてほしいと、女芸人たちは語っています。
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ブスいじりで場が和やかに?
一人の女性がブスいじりを軽やかに受け入れることによって、場が盛り上がると話したゲストもいました。
しかしこのゲストに対して、タレントのSHELLYは、
「それは、ものすごくコミュニケーション能力が低い!
一人犠牲者を作らないと、場を和ませられないってことでしょう!?」と、反論していました。
SHELLY:「ブスいじりをしたら場が和むように感じるのは、いじられる方が受け入れて慣れてしまって開き直っているから、みんなが楽しそうに見えるだけ。でも最初は、絶対笑顔じゃないし、生まれ持った容姿でただ生きているだけで、本人には何の責任もないんです。
ブスって言っていいブスとそうじゃないブスって、いったい誰が決めるの?」
SHELLYはもっと突っ込みます。
SHELLY:「ブスやデブを「おバカな女」と同じだとする偏見みたいのが浸透した結果、いじっても開き直ってるからOK!みたいな空気になってしまったんだと思う。でも中には、ブスとかデブとか言われるのを受け入れていない女性だっている。でもそういう女性は空気が読めないとか、ノリが悪いとかなっちゃって、不利になる…。」と、神経な表情で分析しました。
このSHELLY独自の見解を聞いたたんぽぽの白鳥久美子は、「そっかぁ、洗脳されすぎちゃったんだ…」と、神妙な顔つきでSHELLYのお話を聞いていました。
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白鳥久美子「逆に楽になっちゃった」とは?
白鳥久美子:「私は逆に、楽になっちゃったんですよ。
みんな私にブスと言う。でもまず、私はブスですよ~!って、私はみんなに言いましたっけ?みたいな。自分からブスって呼んでいいなんてサイン、何も出していないのに、初対面の人に会うと、「実際会ってみると可愛いんですね。」って言われるから、あんたが勝手にブスだと思ってただけじゃんって言いたくなる時があります。
芸人になってから、周りからブスって言われることが増えてって、逆に楽になっちゃいました。
ブスというポジションを作った~こそ、生きやすくなったというのは、正直ありますね。」
と、ブスいじりされる側のリアルな想いを語ってくれました。
一方で、八幡カオルもこんなコメントを出しています。
八幡カオル:「芸人になってから、キング・オブ・ブスっていうあだ名をつけられました。
でもそれは、同業者がふざけて作ったあだ名で、逆にこれによって開き直れるというか。これがもし芸人じゃなかったら、不幸なブスだな…って自分で背負いながら一般人として真面目に生きてたはずだから…。
それを考えると、今は芸人として、ネタとしてブスいじりされていた方が、深刻にならなくて済むから、楽だなって思います。」
SHELLYは:「以前、にゃんこスターのアンゴラ村長さんがバラエティ番組で、ブスのくせにって言われたんです。
でもその時、人がどうにも変えられないことをいじるって、古くないですか~?と、言い返したんです。
確かに、今すごく難しいと思うんですよね、このテーマ。」