ジャニーズJr.のユニット「美 少年」が4月29日、東京・有楽町のシアタークリエでライブイベント「ジャニーズ銀座2020」を開きました。
ちなみにこのイベントは6月2日までおこなわれます。
ジャニーズ事務所は昭和・平成と様々な人気アイドルを輩出してきました。
そして新元号である令和に向けて大きく飛躍するポテンシャルを秘めているのが「美 少年」の6人組です。
ジャニー喜多川社長(87)も大きく期待しているユニットで、経験を積むために武者修行としてアメリカに派遣することをメンバーに伝えました。
ジャニー喜多川社長が突然アメリカ派遣の発令?
6人は楽屋裏でジャニー喜多川社長からアメリカで修行してくることを伝えられたのですが、その時の様子もユニークでした。
というのも、いきなり
「ユーたち、パスポート持ってる?」
と聞かれたそうです。
これに対して「美 少年」は、「は、はい…?」と戸惑いながら回答します。
そしてジャニー喜多川社長は、
「もしかしたら8月くらいに行くかもしれない。」
と告げます。
ロサンゼルスでは毎年8月に、「二世ウイーク・ジャパニーズ・フェスティバル」というのが始まります。
これに参加する目的で準備を進めていく方向性だというのです。
美 少年の岩崎大昇(16)は、
「夢だと思っていたのに…マジっすか!?」と若々しいリアクションを見せてくれました。
浮所飛貴(うきしょ・ひだか=17)も、「つい汗かいちゃいました…。今からすごく緊張です。」と苦笑いを浮かべます。
嬉しい反面、ビッグなプロジェクトを任されて自分たち自身もドキドキと胸に高なりが抑えられないのでしょう。
米国はジャニー喜多川社長の出生地!
アメリカは実は、ジャニー喜多川社長の出生地でもあります。
そんなアメリカで「武者修行」を託された美 少年の6人ですが、このような通達は何も今回が初めてではありません。
初代ジャニーズや少年隊も、かつてはアメリカでダンスや歌を学んでいました。
2008年になるとKAT-TUNが同フェスティバルのパレードに参加しています。
今回、美 少年が8月からどのくらいの期間アメリカに滞在するかなど詳細は未定ですが、ジャニー喜多川社長によると、とにかくいろんなことを挑戦させたいと考えているようです。
年齢もまだ若く期待の10代。
可愛い子には旅させよと言いますが、これもジャニー喜多川社長の愛情表現の1つなのでしょう。
ジャニー喜多川社長はアメリカで日本の魅力を伝えつつも、外国文化も吸収できる良い機会だと考えています。
ジャニー喜多川社長、令和に向けての意気込みは?
令和という新時代の幕開けを目前に、ジャニー喜多川社長はこのように語っています。
ジャニー喜多川社長:「ジャニーズ事務所には年長者もいるし、これから活躍する子もいます。
それぞれにファンがいるのは本当にありがたいこと!
意識していなくても、常に時代と共に歩んできたのだと実感します。」
と、ファンに支えられてきたことを強調し、感謝の気持ちを表しました。
半世紀以上に渡ってジャニーズ事務所はトップアイドルを生み出し続け、プロデュースを手掛けてきました。
令和をあと1日で迎えようとしているこの時も、未来に向けての意欲はますます盛んです。
ジャニー喜多川社長:「世界的に人気を獲得するためにも、今の若い世代たちが頑張ってくれなきゃ!
先輩たちも今でも活躍しているけど、上から下へとつないでいってほしいし、絶対つないでくれると思います。」
美 少年は、
「昭和の先輩、平成の先輩、そして令和の僕たち。時代を作っていきたいと思います!」
と意気込みを見せてくれました。
那須雄登(なす・ゆうと=17):「昭和も平成もジャニーズの先輩たちが熱く盛り上げてくれた。
まずは今目の前にある公演を成功させて、これから先の令和の時代を盛り上げたい!」とやる気を見せました。
美 少年(び・しょうねん)のプロフィール
2016年11月に5人組「東京B少年」として結成されます。
同12月には「ジャニーズ・オールスターズ・アイランド」で初ステージを披露します。
2017年4月には最年少の金指一世(かなさし・いっせい=15)がメンバーに加わって6人組になります。
2018年11月には「Sexy美少年」に改名します。
そして2020年1月に現在のグループ名「美 少年」に改名されました。
平均年齢16.5歳と超若手ジャニーズアイドルで、令和にデビューが期待される今注目のユニットです。
2020年東京五輪に向けて、日本の魅力を伝える「Tokyo Experience」というコンセプトを意識し、メンバー6人たちでアイディアを出し合い、和太鼓やタップダンス、扇子を使ったユニークなパフォーマンスにトライする予定です。