サイトを長く、質を高く運営していく上で大切な事が、定期的な高品質な記事の投稿です。1サイトしか運営していない場合は、愛情がこもったサイト管理をする為1記事1記事自分で丁寧に投稿すると思います。ですが、サイトが増えてくると今度は自分の手では回らなくなり最終的に外注依頼をかけ、記事投稿や記事管理をしていくと思います。その場合、マニュアル化をしっかりしておかないと・・・しばらく目を離したら散らかったソース、意味のわからない改行などで、自分管理の際は綺麗なサイトだったのが、質が下がるケースが多々あります。ライティングを外注する際の注意点と外注マニュアルをまとめました。
目次
ライティングを外注する際の注意点
この場合の外注は、「キーワードを指定」して「投稿完了」までということと仮定します。
文章は自主性を重んじる
ひぽぽたますにもライターが4人いますが、言わずともそれぞれが書き方が違ったりするんですよね。それを個性として受け止めそのまま投稿してもらうのも良いと思います。僕の場合は文章に対しては一切言葉は添えず、全体的な構想だけ最初に伝え、その構想に対して考えて書いてもらいます。条件は以前書いた記事を参考にして下さい。
勿論、文章の型も決めた上でライティングを依頼するのも良いと思います。ただし、その場合は、自分の置き換え(自分が書いていた記事のテイストを生かした形での引継ぎ)か、単調な文章にしないと、ライターさんは長く続かないケースが多いような印象があります。細かい指示を送るよりは自主性のあるライターさんを選ぶ方がお互いにとってメリットになるかと。
肩書よりも文章レベルと対応能力を考える
法律や医療関連の記事を外注する場合、必ず出てくるのが「肩書」の問題です。例えば、「今も弁護士の方がお小遣い稼ぎで」「元看護士の方がお小遣い稼ぎで」などですが、意外と結構多いんですよね。肩書持ったライターさんって(笑)なんでライティングなんてしてるんだろ?本業やったほうがよくない?等、ツッコミどころはたくさんあるんですが、実際肩書持ちのライターは多い。ここで気を付けてほしいのが、アフィリエイターやブロガーは「肩書ライター」に対して敬意を払い過ぎなところです(笑)
肩書を持ったライターを見つけた時「ようやく専門的なライターが見つかった」と思うからでしょうか?ですが不思議なことにほとんどの場合、記事単価と費用対があまり合わないんですよね。なぜなら肩書もってるだけで別にライティングが上手いわけではないからです。専門的な記事を書く場合、書くのに必要な資格がいる記事はほとんどありません。そして肩書にあるのは単なる本などの知識だけなんです。すると・・・「肩書ライター<肩書ないけど色々調べながら書いてくれる頑張り屋ライター」この関係値になるケースが多い多い。
ちなみに肩書に頼るのではなく、肩書ライターを使い前述の自主性を排除して使うのは全然アリだと思います。その辺の使い分けは大事です。そして肩書だけに囚われるよりは、そのライターの文章レベルや、受注発注の対応能力をしっかりみましょう。肩書は結構高圧的です(笑)勿論いい対応してくれる肩書ライターが居たらラッキーですけどねww
文章を装飾する際のソース部分はマニュアル化必須
この装飾部分は文章とは全く別の領域なので必ず指定するようにしましょう。マニュアル化をしない為、後々になって気が付いて1000ページ分を修正など・・・地獄のような作業をしなくてはならなくなります。その部分を次項で見て行こうと思います。
ライティング外注マニュアル【ひぽぽたます版】
どういうマニュアルがいいんでしょうか?サイトや人それぞれで要望は違うので、ベースになる部分だけひぽぽたますの外注マニュアルを置いておきます。前述したように、僕の場合は、あくまで装飾・ソース部分のマニュアルなので書き方などではありません。このあたりまでキッチリやってくれれば、後から管理や追記がラクなので・・・というラインです。説明も入れた上でまとめましたので参考にしてみてください。
- ページ内で自社ドメインへリンクを入れる時
- 他社ドメインへリンクを入れる時
- 投稿カテゴリ設定
- 投稿タグ設定
- 段落付で目次を作成
- メタキーワード
- メタディスクリプション
- ページ内でのSEO的な強調文
- 単なる太字で目立たせたい場合
- アイキャッチの設置
⇒「a href="URL" target="blank"」で別タブ指定にして下さい。
ユーザーからすると見にくい感じになりますが、サイト管理者側からすると、タブに元ページを残すことができます。そこから何かしらのCVをする可能性は非常に少ないんですが、サイトへのユーザーの滞在率UP(離脱率down)にはつながるかと。また、サイトにユーザーが必要とするリアルタイムの生きた情報が発信されている場合、ユーザーはそのページをとっておきたいケースもあります。そういった観点から必ず別タブ指定です。
⇒「a href="URL" target="blank" rel="nofollow noopener"」で別タブと「rel="nofollow"」を入れてください。
「rel="nofollow"」の効果は都市伝説的ですが、とりあえず入れておく方がいいでしょう。知人などのサイトを紹介する場合は、「rel="nofollow"」を入れるのは少し躊躇いますが(笑)その辺は誤解ないように「知らない他社サイト」はガンガン入れてOKだと思います。
⇒既存の一番近いカテゴリに入れてください。
こちら側が指定したキーワードに対する記事に対して、既にカテゴリを最初に用意しておくのでそれ以外勝手に作らないで下さいという意味です。付き合いが長くなってきたライターには「意見あれば頂けると嬉しい」と伝えておくとカテゴリを提案してくれたりします。そういう場合は、変更しますがあくまで初期段階は決めておくのが良いと思います。
⇒カテゴリ以外のボリュームありそうな単体キーワードを入れてください。
一言でいえばサイト内の辞書を作るイメージですね。重複もあまりしないようにはお願いしています。タグ設定はあってもなくても・・・という意見も多いですが、せっかくのタググラウンドを活用できたらいいな程度で活用してます(笑)
⇒「h2」「h3」等で目次を作る用に、段落を分けてあげる。
今の時代、サイト内には目次が必須です。その目次を作る際、記事の各箇所に段落を付けてあげると読みやすい上にプラグインで目次が付くので「h2」を活用してもらってます。
⇒依頼したキーワード、もしくは段落で多用したキーワードを入れてください。
⇒記事の要約(最初の記載文章が同一でない場合は省略も可。後日順位確認後追記も可。)
最近、凄い入れた方が良い気がしています。アルゴリズムがディスクリプションを重視しているような。その辺は今後の調査も入れてから結論ですが。
⇒「strong」タグで対応してください。
⇒「b」タグで対応してください。
細かいことですが、ワード提出ファイルをビジュアルでコピペをすると「strong」だらけになる時があります。そういったのを避ける為先に記載しています。
⇒上位表示されるまでは適当無料素材でOKです。
こちらから無料素材を一括で渡してしまいます。
ひぽぽたますのマニュアルはこれだけです。特に装飾に関してはほぼ入れないでOK。自分の場合は、装飾して見直すのがページが上位表示された時だからです。初めの段階での記事はこれから叩くための素材だと考えていて、ライターさんにもまずは個性を重視して自由に書いてもらう。ソースは上記のマニュアルに沿って頂くことであとから手直しはほとんどありません。上位表示後、必ず部分部分を見直します。
最後にやることは。マネタイズ箇所の確認なんですが「ページをスクロールした画面上で1か所必ずマネタイズされた箇所があるように。申し込みやアドセンスや広告を設置」します。この辺は細かいやり方なのでまた後日書こうと思います。