お笑いコンビ「極楽とんぼ」の加藤浩次(50)は7月23日、司会を務める日本テレビ「スッキリ」で、今夜大崎洋会長と会談することを明らかにしました。
加藤浩次、上層部の辞任を求める
所属タレントが特殊詐欺グループとの間でおこなった闇営業に発する一連の事件を受けて、7月22日には岡本昭彦社長(53)が会見を開きました。
7月22日の放送では、大崎会長と岡本社長のツートップ体制について加藤浩次は、
「若手は怖がっている。みんな今まで我慢してきた。」と、風通しが悪く、独裁的だったことを明かしました。
上層部の一新を求め、「この経営陣が変わらないなら僕は辞める。」と、自身の退社まで予告します。
そして岡本社長が語った自らの処分は、「1年間50%の減俸を続ける」というものでした。
記者から辞任の意思について尋ねられた時も、「まずは自分が変わらなければならない。まだ調整しなければならないことが残っている。」と、辞任に関しては否定的ということが分かりました。
加藤浩次は、「今日、大崎会長と話すんですけど。
本当は昨日(22日)に話しかったんですけど、会見が長引いてしまって時間がなかったので。今日の夕方ころ会見する予定です。」と、
大崎会長との予定を伝えました。
加藤浩次:「取締役が変わらない限り会社を辞めるって言ったんで、その旨を率直に伝えようと思います。」と、昨日から心変わりがなく、意思が強固であることを明らかにしました。
今後については、「芸能界でどうなるかは、それから」と、今日の会談をもとに今後の見通しを立てる姿勢を見せました。
岡本社長の会見では、込み上げてくる熱いものを感じなかった
前日の22日で加藤浩次は、「スッキリ」で興奮した様子で厳しく吉本興業の古い体質を批判し、変化を求めていました。
岡本社長の会見もよく見ていたそうですが、「熱いものを全く感じなかったし、やっぱり辞めるって言った俺が悪かった、会社を何とかしたいんだ!っていうのがなかった。」と言及し、岡本社長の気持ちが全然伝わってこなかったと話しました。
前日の興奮した状態から一転して、23日の朝はずっと冷めた状態だと話していた加藤浩次。
会社が変わらなければいけない!って言ったことは、間違ってなかったという確信に変わりました、と、昨日よりも落ちついた様子で話していました。
山里亮太の加藤浩次に対するコメントに感動!?ネットで「すばらしい!」
吉本興業の経営陣に対して「変わらないなら退社する!」と言い切った時、スタジオはピリついた空気になりましたが。
しかし声で生出演していた南海キャンディーズの山里亮太(42)は、
「いやぁ、加藤さんって声が大きいのね!ビックリしちゃってさぁ」と語りかけます。
すると一気に和やかな雰囲気に変わり、加藤浩次も、
「ごめんごめん、うるさかった?」と優しい口調で返しました。
これに対して山里亮太は、「あれだけ大きな声だったらいろんな人のとこに届いちゃってるよ。ちゃんと伝わっていると思う!」と返答しました。
笑いも交えてフォローした南海キャンディーズの山里亮太も、SNSで称賛の声が降り注ぎました。