「でも、そんなの関係ねぇ!はい、おっぱっぴー!」というフレーズでお馴染みの小島よしお38歳。
インパクトのあるネタでお笑い業界に新風をもたらしました。
しかしそれもつかの間、ブームは過ぎて忘れ去られる一発屋さんになっていった代表的な芸人の1人です。
最近はめっきり小島よしおをテレビで見ません。
もう忘れてしまった方も多いでしょう。
今同じギャグを見たとしても「懐かしい」という想いが強く、昔流行った芸人の印象が先行してしまうはずです。
テレビから消えた芸人までいかなくても、テレビの出演が圧倒的に減少したのは事実です。
そんな芸人・小島よしおが今どのように生計をたてているのか追ってみると、意外な事実が明らかになりました。
テレビ以外の場で営業?
芸人の活躍する場はテレビだけとは限りません。
全国を回って営業することもできます。
小島よしおはテレビよりも全国営業をメインにしていて、きちんと衣服を着用し、舞台に出ています。
自慢の筋肉は今も健在で、マラソン大会も出場しました。
オーストラリアでは自転車旅に挑戦するなど、お笑い以外のところにも挑戦の場を広げています。
特にショッピングモールなど子供たちがたくさん集まるところで、小島よしおの営業は人気があり、再ブレイクも夢ではありません。
子供をターゲットにした「絵本読み聞かせ」など意外なところにも活躍の場を見出していて、思わぬアイディアには脱帽です。
絵本の読み聞かせをする小島よしおにインタビュー
絵本の読み聞かせをするユニークな芸人・小島よしおにインタビューをしてみました。
小島よしお:「『ぱちょ~ん』という本の読み聞かせをしています。
どうしてこの本を選んだかというと、あまりにも売れていなかったからです。」
と、正直にコメントしました。
実はこの絵本、小島よしおが初めて執筆した本だったのです。
朝起きるのが苦手な子供でも、朝から元気になって大爆笑できる本ということで出版しました。
子供たちにぱちょ~んを見せたところ、とてもウケたことをきっかけに広めようと考えました。
これが絵本の読み聞かせを始めた理由です。
小島よしお:「お客さんが入れるハコを用意してお客さんを集めるのは無理があっても、公園なら子供たちがいるからハコも必要ない。」と考えたのです。
公園でゲリラ的に始めた絵本の読み聞かせは、自身のツイッターでも紹介し、当日もツイッターで告知したことで、公園に数十人の子供が集まることも多いです。
ぱちょ~んを拡大コピーして子供たちに読み聞かせています。
小島よしおが「オッパッピー!」と叫んだら子どもたちも真似をします。
絵本の読み聞かせにまで自身の昔のネタを取り入れてしまうなんで、斬新ですね。
小島よしおは、やっている自分もノってくると話しています。
目先の目標は、今年中に100の公園で読み聞かせをおこなうことです。
絵本を売るための宣伝としてはアナログで非効率的なのは十分承知ですが、子供と関わるのも小島よしおにとっての楽しみなんだそうです。
「そんなの関係ねぇ!」が誕生した経緯
小島よしおの定番ギャグと言えばやはり「そんなの関係ねぇ!」です。
このギャグがどのように生まれたのかというと、先輩に連れて行ってもらったクラブで、話しがスベったことからネタ化しました。