加山雄三が、11月16日(土)に開催が予定されていた「加山雄三コンサートツアー2020-20」の埼玉公演と11月28日の札幌公演を延期したことが分かりました。
11月8日(金)19時頃、加山雄三は自宅で不調を訴えます。
病院で検査したところ、右の脳に軽い脳梗塞があることが判明しました。
現在は点滴治療を受けるために入院しています。だんだんと快復に向かっているため深刻ではありません。
しかし大事をとる意味もあり、11月に予定していた埼玉・大宮ソニックシティでの公演と、北海道・札幌文化芸術劇場での公演の延期が決定されました。
大宮公演の振替日は2020年1月15日(水)です。
札幌公演の振り替えは2020年3月24日(火)に開催されます。
12月14日(土)の東京での公演も予定通りとのことです。
加山雄三のコメント
「皆さん、このたびは大変ご心配をおかけしました。
今は病気による症状もなく、いたって健康です。
家で異変に気付いた時、すぐに病院へ向かったのが幸いでした。
私と同じような年代で、同じ経験をしている方もたくさんいると思いますが、早期に
発見するのが何よりの救いです。
今回、それがいかに大切かを皆さんにも知ってもらういい機会だったと思います。
いち早く体が快復し、今まで通りの姿を見せられるように治療に専念いたします。
コンサートは延期になって申し訳ありませんが、しばらくお時間をいただけたらと思います。」
加山雄三のプロフィール
- 生年月日:1937年4月11日(82)
- 出身地:神奈川県横浜市
- 身長:175センチ
- 血液型:A型
父親は俳優の上原謙、母親は女優の小桜葉子です。
赤ちゃんの頃は、神奈川県横浜市神奈川区幸ヶ谷の家に住んでいました。
その後は自然が豊かな神奈川県茅ケ崎へと引っ越しました。
加山雄三の記憶に残っているのはこの茅ケ崎の家に住み始めた頃からです。
海と茅ケ崎の中間辺りの平屋に住んでいて、お手伝いさんは常に2人はいました。
小学時代、家庭教師が東京海洋大学の学生で、船の設計図を見せてもらう機会が多かった頃からも、船への関心が高くなります。
14歳でカヌーを造り、すでに本格的な設計を始めます。
現在は小型船舶免許や5級海技士免許を保有しており、「光進丸」という名の自分で設計した全長30メートル以上の船も持っています。
自ら「光進丸」という曲を作るほど愛着をもっています。
茅ケ崎の実家には31歳に結婚するまで過ごしていました。
茅ケ崎小学校、茅ケ崎市立第一中学校、慶應義塾高等学校、京王義塾大学法学政治学科へ進学していき、卒業後の1960年に東宝に入社します。
「男対男」で映画デビューを果たします。
東宝と同じ有楽町にあった渡辺プロに一時期在籍していたことがありました。
1961年、「夜の太陽」で歌手としてデビューします。
加山雄三の幅広い趣味、特技
加山雄三は、多彩な事でも知られています。
ビデオゲームが大好きで、暇さえあればしています。
鉄道も大好きで、「加山雄三ミュージアム」には自分の鉄道模型のコレクションも展示しています。
専門誌「鉄道ファン」にインタビュー記事が掲載されたこともあり、加山雄三が鉄道マニアというのは有名な話です。
英語も流暢で不便していません。
初期の頃に出していた歌でも、英語の歌詞が多いです。
油絵の腕もプロ顔負けで、画集も出版していますし、個展も開く腕前です。
加山雄三ミュージアムにも、加山雄三が描いた絵がたくさん展示されています。
さらに料理の腕前もプロで、日本テレビ系料理番組「ごちごうさま」の常連ゲストでもありました。
ゲストとして何度も出演し、その料理の腕前を披露していました。
運動神経も良くスポーツもできますが、野球だけは不得意です。
好きな歴史上の人物には「アインシュタイン」を挙げています。アインシュタインは科学者である一方でバイオリンにも打ち込んでいました。
アインシュタインがベートーヴェンよりモーツァルトの方が好きだったという点も、好感度が持てると話しています。
映画も大好きで、特にジブリ作品がお気に入りです。「あんなに優れた映画はほかにはないと思う」と絶賛しています。