酵素と青汁の両方を試したけど効果を感じられなかった。どちらも体に良さそうだけど具体的に何が良いの?健康とダイエットを意識したいからオススメのものが知りたい!そんな方は多いと思います。
青汁や酵素ドリンクなどを健康と美容目的で取り入れたいものの、その効果に不安を持っていたりしますよね。口コミを見ると効果を感じられなかったというものもあったりして余計に不安人あります。
でも、正しい飲み方や選び方をすれば青汁も酵素ドリンクも必ず効果は現れるんです。ここではそんな青汁と酵素についてその違いや効果などをお話していきます。
目次
青汁と酵素の違いはなに?
どちらも飲むタイプの体に良いもので、更に野菜やフルーツが原材料です。かなり似ていて、書かれている効果もほとんど同じですが起源や作り方、細かい効果は全く異なります。
青汁とは
「うーん、まずい!もう一杯!」のCMの印象がとてもつよい青汁。濃い緑色で見るからに青臭くて苦そうな見た目をしているので、かなり記憶に鮮明に残っていますよね。最近の青汁は美味しくてゴクゴク飲める物が多いですが、昔のものは本当に野菜の青臭さがストレートに出ていました。青汁は葉物野菜をジェル状になるまですりつぶして飲み始めたのが始まりです。江戸時代には既に飲まれていて、滋養強壮のためにサツマイモや大根の葉など様々な葉っぱをすりつぶして飲んでいました。かなり昔から飲まれているものなんですね。
今の粉末状で販売されているような青汁になったのは、ケールや明日葉や大麦若葉が加えられてからです。食物繊維が豊富で、野菜不足を改善する救世主となりました。
酵素とは
名前を聞いたことはあっても酵素が何なのか説明出来る人は少ないです。酵素というのは有機物や無機物に対して化学反応を起こすタンパク質のことをいいます。こうして表現すると難しそうですね。私達が当たり前に食べている食品にも酵素は多く含まれていて、健康を維持するためには欠かせないものです。もともと私達の体の中にも存在しており、免疫を高めたり老廃物を排出するためには酵素の力が欠かせません。しかし、この酵素は熱に弱いという特徴があるので炒めたり焼いたりした食材からはほとんど摂取出来ないのです。
酵素は大きく分けると消化酵素・代謝酵素・食物酵素に分かれます。この中の代謝酵素が特に不足しやすく、それによって疲れやすかったりむくみが発生したり免疫低下が起きます。
青汁は古来から飲まれていた健康飲料。酵素はもともと体の中にあるべき存在ということですね。酵素ドリンクはそんな酵素を補うための飲料で、青汁とは健康飲料という意味では同じ存在です。
青汁の酵素と酵素ドリンクの違いは?
酵素はあらゆる食品に含まれているので、当然青汁にも含まれています。でも酵素の量と酵素の質が青汁と酵素ドリンクでは全く異なります。
- ビタミンB1(糖の代謝に必要)
- ビタミンB2(脂質の代謝や細胞新陳代謝に必要)
- ビタミンB6(タンパク質代謝に必要)
- ナイアシン(アルコール分解や血液促進をする)
- パントテン酸(糖・タンパク質・脂質の代謝に必要)
大体がこのあたりで、糖の代謝とタンパク質代謝、そして脂質の代謝に偏っていることがわかります。青汁には酵素に加えて食物繊維など良い栄養素が豊富ですが、酵素だけで見ると青汁だけでは足りないというわけですね。
対して酵素ドリンクは様々な食物から非常に多くの酵素を抽出しているので多種多様な酵素が含まれています。酵素ドリンクという名前の通りあらゆる酵素がはいっているんですね。そして発酵という過程を経て完成するので、より栄養を豊富に凝縮しているんです。味噌や納豆を発行させることで味と風味をアップさせ、吸収率を高くするのと同じことが行われています。
青汁と酵素ドリンクのメリットとデメリット
さて、それでは青汁と酵素ドリンク、まよったらどちらを飲むといいのでしょうか?メリットとデメリットを把握して選んでみて下さい。
青汁のメリット
- 食物繊維が豊富で便秘解消やデトックス効果が高い
- 摂取カロリーが低く栄養素が豊富
- 食前に飲むことで食べ過ぎを防げる
青汁のデメリット
- 生野菜の消化を行うので飲むと体が冷えやすい
- 薬と併用する前に相談する必要がある
酵素ドリンクのメリット
- 糖の吸収を穏やかにするので太りにくくなる
- 新陳代謝が上がって脂肪燃焼効率が上がる
- 脂肪やタンパク質を吸収前に分解出来る
酵素ドリンクのデメリット
- 青汁に比べるとカロリーが若干高めになる
- 熱いスープなどと一緒に飲むと効果がなくなる
- 独特の酵素の匂いがあって飲めない人がいる
どちらも美容・健康・ダイエット効果がしっかりあります。美容やダイエットメインなら酵素ドリンク、健康維持目的な青汁と考えてもよいでしょう。続けないと効果が出ないのでコストや味、飲みやすさと続けやすさで選んで見てもよいかもしれません。併用するのももちろんOKなので、試しに両方飲んでみるのもアリかもしれませんね。