昔は「不味い」「クセが強すぎる」「とにかく飲みにくい」など味に対する不満が多かった青汁。最近は健康やダイエットブームもあって、飲みやすくジュース感覚で飲める青汁も増えてきて、子供でも平気で飲めるような商品も数多く出てきました。でも、それでも青汁というからには独特の苦味や青臭さが多少は残っています。味や香りに敏感な方だと気になってしまって飲めないということもあるようです。そんな青汁をより美味しく、毎日楽しみながら飲めて栄養も補給出来る飲み方をご紹介したいと思います。
王道の牛乳や豆乳と青汁を混ぜる
多くの人がやっている飲み方が牛乳と青汁を混ぜるというアレンジです。牛乳の風味で青臭さや苦味がかなり緩和されてマイルドになり、抹茶ミルクや抹茶ラテに近い味になります。
牛乳に含まれているカルシウム・タンパク質も一緒に摂取出来るのも良い点です。青汁と牛乳を一緒に摂取することでカルシウムの吸収率をアップさせることも出来るので、効率よく栄養素を体に取り入れられるというのも大きなメリットになります。お子様でも比較的飲みやすい味になりますが、ハチミツなどの甘味を加えると更に美味しく飲めるようになります。豆乳と青汁の相性もよく、味は牛乳と同じようにマイルドでラテ感覚で美味しく飲めます。豆乳は牛乳よりもカロリーが低いのでダイエット目的の方でも安心ですね。
また、青汁・豆乳・きなこ・ゴマを全部合わせて飲むと美味しい上に美容効果がとても高くなります。こちらもストレートの青汁と比較するとかなり飲みやすくなっているのでオススメです。ただ、朝に飲む場合はお腹を冷やして下してしまわないように牛乳や豆乳を常温に近づけましょう。一気飲みをするのではなく少しずつ飲むと更にお腹に優しいです。
野菜ジュースやフルーツジュースとの相性もいいもともと多くの野菜の栄養素が含まれている青汁ですが、野菜ジュースと組み合わせて栄養価をアップしながら飲みやすくすることも出来ます。青汁の苦味や青臭さが軽減出来るので、野菜ジュースが平気で飲める人にはピッタリの飲み方です。
ただ、野菜ジュースの原材料に注意して下さい。ニンジンには野菜のビタミンを破壊してしまう酵素が含まれているので、野菜ジュースにニンジンが多く含まれている場合は避けたほうが青汁の効果をしっかりと引き出せます。
フルーツジュースを使う場合は流行りのスムージーのような感覚で美味しく飲めます。特にリンゴは青汁の青臭さや苦味を消してくれるので、100%リンゴジュースで割って飲むのがオススメです。いろいろなフルーツジュースを混ぜ合わせて自分好みの味を作ったり、果物からミキサーを使って生のジュースを作って混ぜるのももちろん良いです。
フルーツは果糖が含まれており、バナナなど一部の果物はカロリーも高めです。朝ごはんの代わりに飲むには良いのですが、夜飲んだり飲みすぎてしまうとカロリーや糖分過多になることもあります。フルーツの量とカロリーには注意してくださいね。
それでもまだ青臭さや苦味が気になるなら
ここまで紹介した飲み方で青汁はストレートと比較してかなり飲みやすくなります。
しかし、それでも青臭さや苦味を感じる場合は、更にもう少しだけ甘味料や果汁を加えると緩和出来ます。
苦味がどうしても気になる時は
甘味料をプラスすることで苦味を緩和し、更に飲みやすくすることが可能です。
お砂糖だとカロリーが高くなりすぎるので、ハチミツ・メープルシロップ・黒蜜あたりを試してみて下さい。
きなこと黒蜜の組み合わせはとても美味しく、栄養価も高いのでぜひチャレンジしてみてくださいね。
オリゴ糖もオススメです。
オリゴ糖は善玉菌の餌になり、カロリーもお砂糖よりも控えめなので気になりません。
青臭さがどうしても気になる時は
青臭さは味ではなく匂いなので、柑橘系の果物の果汁を加えて強い香りを出すことで比較的軽減しやすいです。
グレープフルーツ・レモン・オレンジなど、柑橘系であればなんでも良いです。
酸味が強く匂いも強いもののほうがより青臭さをけしてくれます。
フルーツジュースよりも生の果汁の方が圧倒的に香りが高いので、最初からミキサーで果物をジュースにして青汁を混ぜるととても飲みやすくなります。
その時に柑橘系を多めにすれば青臭さも出てこないので気になる人は試してみて下さい。
昔の青汁と比較すると最近の青汁は本当に飲みやすく、美味しいと感じるものも多いです。
ストレートのまま飲めることも多いですが、それでもダメなら粉末タイプを購入してアレンジをしてみてくださいね。
ここで紹介した以外にも、お酒や炭酸水で割る方法やヨーグルトに混ぜる方法もあります。
ニンジンに含まれる酵素のように青汁の効果を損ねてしまうものもたまにありますが、殆どの場合は何と混ぜても青汁の効果がなくなるということはありません。
ぜひ飲みやすい方法を見つけて楽しみながら青汁を続けてくださいね。