体の健康維持や美容の為に青汁を毎日飲むことはとても効果的です。
最近ではその効果が注目されて外国でも日本の青汁が流行しており、世界的にも認められつつあります。
青汁を飲んで得られる効果の代表的なものは
・野菜不足の解消
・便秘の解消
・ダイエット
・美肌やエイジングケア
・快眠やストレス解消
このようなものがあります。
この中から狙った効果を得るためには青汁を飲むタイミングがとても重要になります。
1番必要としている効果を最も引き出せる青汁を飲むタイミングを考えて行きましょう。
野菜不足の解消目的で飲む場合
普段の食事では補いきれない野菜の栄養素を青汁で補いたいなら「朝起きてすぐ」飲むのが正解です。
睡眠中は冬でも汗をかいているので、寝起きの体はカラカラになっています。
お腹も減っているはずなので栄養素を非常に効率よく吸収出来るタイミングなのです。
このタイミングで青汁を飲むと、体の隅々まで栄養素を効率的に行き渡らせる事が出来ます。
また、青汁が豊富に持っているビタミンCやビタミンEは、疲れの原因と鳴る活性酸素を除去する働きがあります。
1日のスタート時に飲むことで疲れにくい状態へと導けることも朝に飲むメリットです。
ただ、朝は体がまだ眠っていて体温も低い状態です。
そこに冷えた青汁や牛乳で割った青汁を飲むとお腹を壊してしまうことがあります。
なるべく常温に戻して飲んだり、ある程度体が温まってから飲むようにしてくださいね。
便秘の解消のためにのむ場合
女性に多い便秘の解消を目的として青汁を飲むなら「就寝前」がオススメです。
青汁を飲んで寝ると、眠っている間に青汁の豊富な食物繊維が腸内環境を整えてくれるからです。
朝にはお腹の調子が良くなり、腸も活発に動き始めるので自然とお通じがよくなりやすいです。
人によっては青汁の効果が出すぎて、眠っている間に便意を感じて起きてしまうということがあります。
そういった場合は起床後に飲むと体が温まって活動的になってきた頃にするっと出るようになります。
ただ、朝に多量の水分を摂るとお腹を下してしまうという人もいます。
青汁はまとめて飲む必要はないので、もしお腹の調子がゆるくなりすぎるようなら何度かに分けてください。
就寝前と起床後の2度に分けて飲むのも良いでしょう。
ダイエット目的で青汁を飲む場合
ダイエットの為に青汁を飲む場合は「食前」に飲むのが最も効果的です。
青汁には食物繊維が非常に豊富に含まれており、この食物繊維は水分を得ると膨張してお腹の中で膨れます。
食事をする前に低カロリーな青汁でお腹をある程度膨らましておく事が出来るわけです。
これによって食べ過ぎを防げるので、自然と食べる量=摂取カロリーが減ることになります。
また、空腹の状態は血糖値が低くなっており、そこに炭水化物がいきなり入ってくるのはよくありません。
血糖値が急上昇し、それを防ぐために分泌されるインスリンが体に脂肪を蓄えやすい環境を作るからです。
食後に急激に眠くなる場合は血糖値が上昇しているサインなので要注意です。
青汁を先に飲んでおくと、野菜を先に食べたのと同じ状態になるので血糖値の上昇はゆるやかになります。
この効果で脂肪がつきにくい「食べる順番ダイエット」と同等の効果を得ることができるのです。
美肌やエイジングケアの為に青汁を飲む場合
美容目的で青汁を飲む場合はタイミングは任意で大丈夫です。
お風呂上がりの水分補給や朝食の代わりに一杯飲むという人が多いですね。
ゼリータイプの青汁の場合はお菓子感覚で食べられるので、ちょっと小腹が減った時にさっと食べている人も目立ちます。
美肌やエイジングケアには食物繊維・ビタミンが非常に重要です。
これらを効率よく吸収したいなら空腹時に飲むのがベストで、ダイエット効果も見込めるので食前もオススメです。
美肌とエイジングケア目的の場合は、長く飲んでこそ効果がでるので続けやすいタイミングで飲むのが1番です。
快眠やストレス解消の為に青汁を飲む場合
青汁に含まれていることが多い「ケール」という野菜には、メラトニンが含まれています。
メラトニンは睡眠ホルモンと呼ばれていて、体内時間を整えて深くて質の良い眠りへといざなってくれます。
ストレス解消にも繋がるので、心がギスギスしていたり不眠気味な人はぜひ摂取したいですね。
こうした目的で飲む場合は夜に青汁をゆっくりと飲んでみて下さい。
快眠が目的なら寝る1時間くらい前に冷えすぎていない青汁をのんで、リラックスタイムを過ごすのがオススメです。
その時にできればスマホやパソコン、テレビといったブルーライトを見ることは避けて下さい。
読書や音楽鑑賞をしてゆったりとすごすと自然な眠りへと入り、深く良い睡眠が取れます。
どのタイミングで青汁を飲む場合でも、継続してこそはっきりとした効果が現れます。
効果を高められるタイミングで飲むことは重要ですが、それ以上に続けやすいタイミングでまずは飲んでみて下さい。