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青汁

意外と知られていない青汁の副作用

投稿日:2018年3月16日 更新日:

aojirucap

健康に良い事が評判の青汁ですが、体にプラスの効果があるからといって誰でも好きなだけ飲んでいいのでしょうか?
体に摂り入れるものである以上は副作用やデメリットも知っておく必要があります。

ここではそんな青汁の副作用やデメリットについてお話をして行きます。
今青汁を飲んでいる人はもちろん、これから飲もうと思っている人も今一度青汁の事をしっかりと知っておきましょう。

青汁で発生する可能性がある副作用

青汁の健康効果は非常に多くあります。
健康維持・美肌・ダイエット・エイジングケア・生活習慣病予防などなど…
とても濃く圧縮された野菜ジュースを飲んでいるのと同じようなイメージですね。

書ききれないほどの健康・美容効果がありますが、飲めばその分体に良いというわけではありません。
飲み過ぎや体に合わない人が飲んでしまうと副作用が出てしまうことがあります。

食物繊維が引き起こす副作用

青汁に非常に多く含まれている食物繊維は、体に良いというイメージが強いですよね。
でも摂取しすぎると副作用が発生してしまうことがあります。

腸内の環境を良くする作用があるので、便通が良くなるわけですが摂取しすぎると下痢になってしまうんですね。
お通じがよくなるのは嬉しいですが、行き過ぎるとお腹がゆるくなってしまうわけです。

逆に便秘を悪化させることもあります。
摂取しすぎた食物繊維が腸に溜まってしまって、それが詰まって便や老廃物を流せなくなってしまうんです。

脂溶性ビタミンによる副作用

ビタミンBやビタミンCは水溶性ビタミンというもので、過剰に摂取したとしても排泄されます。
必要量が決まっていて、それ以上を摂取しても体に吸収されない特性があります。

しかし、脂溶性ビタミンは脂肪を吸収するための媒介としての働きがあり、脂肪をどんどん吸収します。
そして過剰に摂取したとしても排泄されないという特徴を持っています。

ビタミンA・ビタミンE・ビタミンKがこの脂溶性ビタミンです。
青汁にも含まれているので、多く摂取しすぎると体に溜まって頭痛・吐き気・嘔吐・湿疹などの副作用が出ます。
限度となる量は個人差がありますが、青汁の場合は用量をまもれば大丈夫です。

ビタミンKによる血液凝固作用

脂溶性ビタミンのビタミンKには強い血液凝固作用があります。
血を固める働きなので心筋梗塞・脳梗塞・脳血栓といった、血管に血栓ができやすい人は要注意です。

治療薬のワーファリンを飲んでいる人はワーファリンの効果が弱くなってしまいます。
ですのでこの薬を飲んでいたり、血栓ができやすい状態の人は青汁を飲まないほうが良いです。
おそらく医師に相談してもストップされます。

現在ワーファリンを飲んでいなくても、血液が関係する病を抱えていたり過去に患っていたことがある人は青汁を飲む前に医師に相談した方が安全です。


アレルギー体質の人も副作用に要注意

アレルギー体質の人は増加傾向にあり、花粉症もその1つです。
食品アレルギーを持っている人も多く、そういった体質の人は青汁を飲むと危険な場合があります。

青汁の原材料へのアレルギー

青汁には大麦若葉・ケール・明日葉を中心に多くの野菜が使われています。
もしかしたらその野菜の中にアレルギーを引き起こすものが入っている可能性があります。

また、青汁の青臭さや苦さを緩和するために、リンゴ・バナナ・キウイ・オレンジといったフルーツが入っていることも最近は増えてきました。
果物にアレルギーがある人も少なくないので、今まで摂取したことのない原材料がある場合は少し注意してみましょう。
また、既に食品アレルギーを抱えている人は反応する原材料が入っていないか、飲む前にかならず確認して下さい。

添加物へのアレルギー

青汁の中には体にあまり良くない防腐剤・安定剤・甘味料などが入っていることがあります。
体に毒となるという程ではありませんが、こうした添加物はアレルギーを引き起こす事があります。

アレルギーは非常に敏感なので、紅花油にアレルギーがある人は紅花油そのものが使われていないのに紅花由来の着色料でアレルギーを起こしてしまうこともあります。
化学成分に敏感な場合は残留農薬などに反応することも考えられます。

添加物や化学成分に敏感なアレルギー体質の場合は、生産方法や産地をよく確認して下さい。
無添加や有機栽培と書かれていて、できるだけ国産の青汁が安心です。


おかしいと感じたらすぐに飲むのを止める

青汁を飲んでお腹がくだったり、湿疹や息苦しさなどが発生したらまずは飲むのをやめてください。
せっかく買ったから…といって無理に続けるとどんどん症状が悪化します。

アレルギー反応を起こしていそうな場合はまずは医師に相談するのが先決です。
好転反応といって体が回復に向かう過程で一時的に不調になることもありますが、素人では見分けが付きません。
青汁は基本的に副作用は少ないですが、万が一異変を感じることがあれば放置はしないでくださいね。

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