美味しくて飲みやすい青汁や、芸能人やモデルが飲み始めたことで大人気の青汁。
種類も豊富で使われている原材料も多種多様になってきました。
そうなってくるとどれを選んでいいかわからなかったり、自分に合ったものがわからなくなりますよね。
この野菜は入っていて欲しいけど、こっちの野菜はいらないということも多いハズ。
そこでオススメなのが青汁を自作するということ。
身近な野菜だけでも十分に健康効果や美容効果のある青汁を作ることは出来るんです。
ここではそんな自家製青汁の作り方を紹介していきます。
ひと手間かかりますがコストも抑えられるし、自分好みの青汁に出来るのでオススメですよ。
その時の自分の体調に合わせた配合が出来るのも大きなメリットです。
自家製青汁を作るための準備
さて、それでは自家製青汁を作るための準備をしていきましょう。
まずは必要な調理道具です。
野菜をすりつぶすための道具
青汁は野菜をすりつぶしたものなので、ペースト状に出来る調理道具が必要になります。
例えば
・ジューサー
青汁と絞った後のカスが分けられるのでそのまま手間を掛けずに青汁として飲めます
・ミキサーやブレンダー
青汁とカスが分けられないのでそのままだとかなりコッテリしますが好きな人もいます。
気になる場合はふきんなどで濾すとなめらかな青汁になります。
・すり鉢
1番安価ですがすり棒でひたすら野菜をすりつぶすので時間がかかり、かなりざらついたペーストになります。
このあたりが一般的ですね。
オススメはミキサーやブレンダーです。
個人的にコッテリとしたグリーンスムージーが好きなのと、お腹にかなりたまるのでダイエットに最適です。
他にもあると便利なのは計量カップや漉し器ですが、無くても十分に青汁は作れます。
わざわざ準備せずにご家庭にあるものでまずは自家製青汁がどんな味になるのかを試してみて下さいね。
自家製青汁の材料の選び方
自分で青汁を作る上での大きなメリットは、材料に好きなものを選べるということ。
食物繊維が豊富な大麦若葉100%にしてもいいですし、美容効果の高い明日葉を多めにしてもいいでしょう。
ケールもオススメですがこのあたりの野菜は意外と入手が難しいですね。
なので身近な野菜で青汁を作りたい所です。
オススメなのは以下の野菜です。
キャベツ・小松菜・水菜・パセリ・シソ・カリフラワー・ブロッコリー・ほうれん草
カリフラワーとブロッコリーは葉を使うのがオススメです。
茎の部分も使えなくはないですが、一度茹でてすりつぶしやすいようにしておくといいですね。
材料が決まったらすべてミキサーやジューサーに入れてすりつぶすだけで完成です。
ほうれん草にはそのままだとシュウ酸という腎臓結石や膀胱結石を引き起こす成分が含まれています。
一度茹でるとシュウ酸が減るので、使う場合は下茹でしてからにしてください。
野菜だけだとかなりドロドロしているので、牛乳や水を混ぜて好みの飲みやすさにして下さい。
青臭さや苦味が強い場合はレモン果汁を加えたり、ハチミツやオリゴ糖で甘みをましてみて下さい。
フルーツ系のジュースをプラスしてもいいですね。
自家製青汁づくりの注意
自家製青汁はメリットも多いですが、作りたてでないと飲みにくくなるという注意点があります。
長時間空気に触れると色が変わったり、青臭さが増すなど味の変化もあります。
できれば1度に飲みきれる量をその都度作り、フレッシュなものを頂いて下さい。
どうしてもまとめて作りたい場合は冷凍出来る環境を整えて置くといいですね。
液体OKのジップロックに1杯分ずつ入れておけば、解凍したらそのまま飲むことが出来ます。
もう1つの注意点としては味です。
市販されている青汁は飲みやすさが考えられている物が多く、苦味や青臭さを感じにくい配合になっています。
バランスが重要なので、仮に同じ材料を使って自家製青汁を作っても同じ味にはまずなりません。
市販の青汁感覚で作ってしまうと、苦味や青臭さがキツ過ぎて飲めないということになってしまいます。
余った自家製青汁の活用レシピ
うっかり多めの青汁を作ってしまった場合は、料理に使うことで無駄をなくせます。
1番簡単な方法は牛乳ベースのスープやクリームパスタに混ぜて使うこと。
自家製青汁は野菜のペーストとほぼ同じものなので、いろいろなスープやパスタとの相性が良いです。
カレーに混ぜても濃い味で野菜の風味が消えてコクがでるので美味しくなりますよ。
ドレッシングに使ったり、卵焼きにいれてしまうという人もいます。
また、ホットケーキやパンケーキの生地、マフィンやクッキーを作る時の生地にいれるという人も。
食物繊維が豊富なので健康的なスイーツになりますし、抹茶に近い風味なので美味しいです。
中途半端な量の自家製青汁が残ってしまった場合には活用してみてくださいね。
自家製青汁と市販の青汁を併用したり、混ぜて飲むという人も多いです。
いろいろな健康効果があるのでぜひご家庭でも試してみて下さい。