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青汁

青汁はタイプによって栄養が違う?

投稿日:2018年3月18日 更新日:

aojirucap

青汁というとドリンクタイプでゴクゴク飲むもののイメージが強いです。
実際にテレビCMやネットの広告などで見かけるのも、緑色の液体タイプの青汁が多いですね。
そして苦い・青臭い・不味いといった味の面ではあまり良くない印象が強いものです。
そのため栄養豊富で体に良いとわかっていても、なかなか始められないという人が多いのが現状です。

でも、最近はゼリータイプや錠剤タイプなども出てきており、味も非常に食べやすく改良されています。
液体タイプでも粉末や冷凍タイプなどもあり、味だけでなく手間や価格の面でも青汁の多様化が進んでいます。

そんな最近の様々なタイプの青汁の肝心な栄養素はどうなっているのでしょうか?
ここではタイプ別に青汁の栄養素を解説して行きます。

どんなタイプの青汁があるの?

青汁には大麦若葉・ケール・明日葉など緑色の野菜が多く含まれており、原材料も多種多様です。
更に製造方法も様々ですが実際に私達の手元に届く青汁はいくつかの種類になっています。
まずはどんなタイプの青汁があるのかを見ていきましょう。

冷凍タイプの青汁

液体状の青汁を冷凍して保管出来るタイプの青汁です。
加熱処理が行われておらず、野菜をそのまま液状にしているので栄養が豊富で青汁らしい味わいがあるタイプです。
解凍に時間がかかることや青臭さと苦味が強いタイプが多いので、最近では減ってきているタイプです。

ジュースタイプの青汁

ペットボトル・缶・ビン・紙パックなどに入っているそのまま飲めるタイプの青汁です。
コンビニでお酢ドリンクや野菜ジュースなどと一緒に置かれていることも多く、手軽さが魅力です。
フルーツが入っていたり甘みが強かったり、飲みやすい風味になっているので人気が高いですがややコストが高いです。

粉末タイプの青汁

もっともポピュラーなタイプの青汁で、水や牛乳など好きな液体に溶かして飲むタイプです。
アレンジがしやすいので飽きが来ず、青汁の風味を消しながら美味しく続けられるのが大きな魅力です。
また、個別梱包されているので携帯しやすく、旅行や外出先でも飲めるというメリットもあります。

タブレット・錠剤タイプの青汁

青汁の原材料となる野菜の粉末を固めて固形にしたタイプです。
薬やサプリメントのように手軽に飲めて、青汁の風味をほとんど感じないので時間をかけたくない人にオススメです。
固める過程で添加物が入ることがあるので成分には注意して選ぶようにしましょう。

ゼリータイプの青汁

最近増えてきたタイプの青汁で、お菓子感覚で食べられるのが大きな魅力です。
ゼラチンや寒天で青汁を固めて黒糖や黒蜜で味付けをするので、やや糖分が多いですがお子様でも美味しく食べられます。
携帯もできますが、製品によっては冷蔵保存が必要なので注意が必要です。


青汁の製法による栄養価の違い

前述したように青汁のタイプにはいろいろなものがあります。
そのため製造方法も様々で、その過程で野菜の栄養素の量に変化が起きます。
特に粉タイプの青汁は製造過程が数種類あり、それによって私達が摂取出来る栄養素が変わります。

粉砕乾燥製法

現在主流になっている粉タイプの青汁はほとんどがこの粉砕乾燥製法です。
青汁の材料になる大麦若葉・ケール・明日葉などの野菜を乾燥し、細かく刻んで粉末にする工程です。
乾燥する際に熱風を当てるため、ビタミンなどの栄養素の一部が破壊されてしまうデメリットがあります。
すべての栄養素がダメになるわけではありませんが、野菜そのままの栄養素と比べると劣ってしまいます。

フリーズドライ製法

こちらも主流となっている粉タイプの青汁に使われる製法ですが、粉砕乾燥製法とは違って熱を使いません。
マイナス30度程の超低温で急速冷凍し、減圧して真空状態にすることで水分を昇華させて乾燥させます。
栄養素がほとんど壊れず、熱に弱い酵素もそのまま残るので栄養価の高い状態を維持出来ます。
粉砕乾燥製法の粉タイプの青汁よりもやや高いものが多いです。

低温乾燥製法

48度以上になると壊れてしまうという酵素の特性を考慮し、低温で時間を掛けて乾燥させる製法です。
ビタミンも破壊されないのでフリーズドライ製法と同じように多くの野菜の栄養素をそのまま摂取出来ます。
全く破壊されないわけではありませんが多くの栄養素を摂取したい場合はこの製法の青汁がオススメです。


1番栄養をたくさん摂れる青汁は?

さて、それでは最も効率的に栄養素を摂取出来るのはどのタイプの青汁なのでしょうか?

粉タイプの青汁であれば、フリーズドライ製法・低温乾燥製法のものが良いです。
製法が特に記載されていない場合は粉砕乾燥製法なので、栄養面を最優先するなら避けたほうがいいですね。

粉タイプにこだわらないのであれば加熱処理をしていない冷凍タイプや、ストレートのドリンクタイプがオススメです。

味やコストなどをチェックして、続けやすくて満足の行く青汁を探してみて下さい。

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