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青汁

青汁のケールに含まれる栄養素

投稿日:2018年3月21日 更新日:

aojirucap

そもそも青汁というのは戦時中の栄養不足を補うために野菜をたくさん摂取できる方法として考えられたのが始まりです。

生の野菜の栄養素を体に負担が少なくなおかつ効率よく摂取することができます。
そのため、病院食などにおいても取り入れられている医院も少なくありません。
現在では青汁といえば健康的だというイメージがあることでメジャーな存在になっているのです。
野菜不足が病気の原因となることは周知の事実です。
しかし忙しい現代人にとって野菜不足は年々深刻になりつつあります。

全国で青汁の売上高が年々増加している背景として、野菜を摂取できる青汁を食事に組み込むことができる手軽さと、野菜不足を解消できている人が増えているのです。

ケールの栄養素って?

青汁の原料として使用されているのはケールや大麦若葉、明日葉といった栄養価の高いものばかりです。
青汁メーカーによっては、自社農場で農薬などに使用せずに栽培しているケールを使用していることもあります。

ケールってそもそもなに?

ケールというのは地中海原産のアブラナ科の植物でキャベツの仲間です。
ケールの栄養価は非常に高く野菜の王様とも呼ばれます。

ビタミンA、ビタミンCはもちろん、カルシウムなどといったミネラルや食物繊維量、タンパク質など様々な栄養素が含まれています。
普段の食生活の中ですべてを満たすというのはなかなか大変ことです。
その点、絞ってまとめて必要な栄養素をすべて摂取することができるケールは、青汁に最適な野菜だといえるのです。

効率よく栄養素を摂取できる

青汁の原料のケールは非常に栄養価に優れています。
ケールは食物繊維、ビタミン、ミネラル、カルシウムなどを多く含んでいる野菜で、文部科学省の食品成分表に表示される成分の大半が含まれています。

栄養成分を比較した文部科学省の日本食品標準成分表を見てみると、ケールに含まれる栄養素がどれだけ豊富なのかがとてもよくわかります。

日本食品標準成分表の野菜分類における成分表のレチノール活性当量はビタミンAのことを指します。
ベータカロテンなど動物の体内においてビタミンへとに変換されるものを全てビタミンAと呼びます。
成分表において葉酸はビタミンMとも呼ばれ、水溶性ビタミンに分類される生理活性物質になります。

青汁を飲む一番良いタイミングって?いつなの?

朝食を食べる場合の青汁を飲んでから30分くらい時間をあけるのがおすすめです。
青汁が薬ではなく野菜ですよね。
基本的には食事と一緒に飲んでも良いですし、喉が乾いた時に飲んでも良いです。
いつでも好きな時に飲んでください。
ただ、血糖値を気にしている方などは食事の前に飲んだ方が良いでしょう。
食事の前に食物繊維を入れることで血糖値の急激な上昇を抑えることができるからです。

またひどい便秘で少しでも早く効果を実感したいという方は、一日に3回飲むようにすると効果を実感しやすくなります。

青汁がどうしても苦手な場合

青汁飲むのが初めての方や青汁がどうしても苦手な方は、乳製品、豆乳、はちみつやリンゴなどといった味をプラスしてみるととても飲みやすくなります。
青汁に人参、りんごジュースを混ぜて飲むのであれば、レモンを必ず絞るようにしてください。
レモンを入れると栄養素の破壊や変色を防止することができます。


冷凍青汁と粉末青汁の違いとは

粉末の青汁は保存がとても簡単ですし、持ち運びも便利です。
味の調節も比較的簡単に出来ますので、毎日継続して飲み続けたいという方にとっては最適です。
しかし、乾燥の過程でどうしてもビタミン類等の栄養素は商品によって差があるものの破壊されてしまいます。
そのため、後付けで粉末の合成ビタミンを添加しているような商品も少なくないのです。
当然ですが添加物も含んでしまいます。

搾りたての状態の青汁を無添加で販売できる冷凍青汁も人気があるのです。
輸血用の血液などもそうですが、採血後冷凍されて輸送されており、使用前に解凍して使用されるのです。
その事からも新鮮なままで青汁を届けるためにも冷凍保存が最適なのです。

冷凍パックの解凍方法

飲む分の青汁を流水で解凍します。
ある程度解凍されたら、袋ごとよく揉んで解凍していきます。
切り口を切ってグラスに注いで飲む、というだけです。

冬場、解凍しにくい場合にはぬるま湯で解凍するのがおすすめです。
ぬるま湯(35度前後)で解凍すると栄養が損なわれることもありません。
中心に氷が残る位で取り出しもんで飲むようにしましょう。

電子レンジや熱湯での解凍ではどうしても栄養素が破壊されてしまいますので、できるだけぬるま湯を使用するようにしてください。
冷蔵庫での自然解凍は風味を損なうことがあり酸化も進むのでできるだけ避けるようにしてください。
解凍してからはなるべく早く飲むようにしてください。

ビタミン類というのは酸素に触れてしまうとそれだけでも破壊されてしまいます。
酸素や熱などにさらされるだけで簡単に壊れるデリケートな栄養分であるということを理解したうえで、できるだけ早く飲むようにしてください。

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