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青汁

青汁に含まれる食物繊維の効果って

投稿日:2018年3月27日 更新日:

aojirucap

便秘には大きく分けると機能性便秘と器質性便秘の2つがあります。
体調などといった消化器官の機能が低下することになって引き起こされているものを、機能性便秘と良います。
そして大腸の疾患等の腸そのものの病変が原因となっているものを器質性便秘いいます。

青汁によって解消できる便秘は機能性便秘です。
機能性便秘には急性便秘と慢性便秘などといった症状に分類することができるのです。

青汁で対策が可能な便秘の種類

機能性便秘というのは胃や小腸大腸などといった消化器官の機能の低下が原因となっています。
急性便秘は大腸の蠕動運動が鈍ることが原因となっており、食物繊維が不足していたり成分が不足しているなど様々なことが原因となって引き起こされている便秘です。
子供の便秘の原因としても多いのが特徴です。

慢性便秘は大腸の内側に腸がとどまって数日間便通がない状態です。
他にも様々な便秘があります。
弛緩性便秘…大腸のぜん動運動低下・筋力の低下により便を押し出せないことが原因です。
高齢者や出産回数の多い女性に多いです。
痙攣性便秘…ストレスにより腸の運動がひきつります。
下剤の乱用で過剰にぜん動運動を起こしてしまうことにより下痢と便秘が交互におこるものです。
直腸性便秘…便が排出直前の場所にまで運ばれてきているものの、便意が脳に伝わらない状態です。
浣腸を乱用することが原因。

青汁で対策ができない便秘

品質性便秘は青汁で改善することができない便秘で大腸の疾患など、そのものに異常がでていることが原因となっています。
一般的な便秘の原因として多いのは食物繊維不足です。
食物繊維の働きというのは便通を良くするため極めて重要です。

・便の量を増やすことにより、排泄しやすくします
・腸のぜん動運動を促進し、スムーズに便を運びます
・腸の中の有害物質を吸着し、便と共に排泄します
・腸内の環境を整え、善玉菌を増やします
また食物繊維が不足しているということは便秘の原因だけではなく、腸内環境の悪化による癌のリスクが血糖値の上昇により生活習慣がリスク増加といったものにつながります。
便秘だけではなくこのような健康リスクを減らすためにも、食物繊維はとても重要な栄養素だと言えるのです。


食物繊維って?

食物繊維というのは大きく分けると不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の二つに分けることができます。
不溶性食物繊維は文字通り水に溶けることのない食物繊維で、水に溶けないために便のかさ増しができますし、排泄しやすくします。
また腸を刺激して蠕動運動を促進する効果もあります。
繊維質な食べ物が非常に多く豆類やごぼうなどといった根菜類にも豊富に含まれています。

水溶性食物繊維の水に溶ける食物繊維です。
便を柔らかくして排泄しやすくしますし腸内の有害成分と吸着することによって腸内環境を正常化する上で効果的です。
果物や野菜に多く含まれるペクチンや、こんぶやわかめと言った海藻類に含まれる物が代表的です。

不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の摂り方

2種類の食物繊維はそれぞれに便秘解消において必要な効果があります。
便秘解消のための不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の理想的なバランスは1対2であると言われています。
つまりどちらかではなくどちらとも食物繊維をバランスよく摂取する必要があるのです。

青汁であれば大麦若葉と明日葉が配合されているものがおすすめです。
不溶性食物繊維が豊富に含まれている大麦若葉、水溶性食物繊維が豊富な明日葉を摂取できます。
青汁が便秘解消に効果的であると言われる理由は、2種類の食物繊維をお手軽に補給できるからです。
青汁によく使用されているケール、大麦若葉、明日葉には多くの食物繊維が含まれており、大麦若葉は特に不溶性食物繊維が豊富に含まれています。
そして明日には水溶性食物繊維が含まれていますが、どちらも便秘解消において極めて重要な働きをしています。

難消化性デキストリンのパッケージ

難消化性デキストリンはトウモロコシ、じゃがいもといったものに含まれている、でんぷんから作られた水溶性食物繊維です。
お腹の調子を整える成分として特定保健用食品にも使用されているのです。
難消化性デキストリンは野菜と比較すると、原料コストが低いため青汁の価格も安いというのが特徴です。
しかし明日葉のようにビタミンやミネラルといったものが含まれません。
2種類の食物繊維と豊富な栄養素を補給することができる大麦若葉、そして明日葉を使用している青汁を選ぶというのがおすすめです。

便秘解消に効果的な青汁の飲み方

便秘解消に最適な青汁の飲み方としては、青汁と牛乳や豆乳などを混ぜるのがおすすめです。
牛乳に含まれている乳糖オリゴ糖が腸内環境を整えて排便を促進すると同時に、青汁に含まれる食物繊維をたっぷりと摂取することができるからです。
また豆乳に含まれているオリゴ糖は腸内環境を整えると同時に、女性ホルモンに似た働きをするイソフラボンが豊富に含まれていますので女性特有の生理前の便秘などに効果を期待することができます。

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